家庭でも出来る、フルーツカッティングの方法について
フルーツカッティングとは、果物に素敵な飾り切りをし、盛り付けを豪華に演出する技法です。ただ、果物を切ってお皿にのせるのではなく、ひと手間加える事で、見た目の華やかさが格段にあがり、果物の良さを存分に引き出すことができます。
結婚式やパーティなどでも、よく使用されており、場を盛り上げています。スイカなどの大きな果物の皮をきれいに彫刻した器にし、その中にフルーツの盛り合わせを入れた作品は、まるでケーキのようにも見えます。
アイディア次第で、様々な形に仕上げる事ができるのも、魅力の一つです。 技術を極めれば、彫刻のような素晴らしい作品を作る事が出来ますが、初心者にも気軽にできる、フルーツカッティングの方法について紹介します。
家庭でも出来る、フルーツカッティングの方法について
リンゴは年中、スーパーで売られていて手に入りやすい素材ですし、皮の赤色と中身の白色にメリハリがあるので、カッティングしやすい果物としてよく利用されます。
- まず、リンゴを8等分のくし形に切り、種がある芯の部分をV字型に切り落とします。普通はこの状態で、お皿に盛る方が多いと思いますが、ひと手間加えてみます。
- リンゴの外側から5ミリの位置にナイフを入れ、リンゴの向きを変えて、同じように外側から切込みを入れてV字の切込みを作ります。
- 次に、切った位置から5ミリ内側にまた、同じようにV字の切込みをいれるという作業を繰り返し、3段くらいのV字を作ります。
- 最後に、そのV字を少しずつ、ずらしていくと、葉っぱや羽のような、長細い形が出来上がります。
赤と白とコントラストが美しい、華やかな仕上がりとなります。
次に、バナナのイルカの方法を紹介します。
- バナナを半分にカットし、房になっていた頭の部分をお尻部分に分けます。
- お尻部分は皮をむいてスライスし、グラスに他のフルーツと一緒に盛りつけます。
- 房になっていた頭の部分の長いところを縦に切り込みを入れます。この時、実に達しないくらいに切り込みを入れることがポイントです。
- 最後に切り込みの部分にぶどうをいれ、お好みで目をかきます。
このように、身近な素材を使い包丁だけで、簡単に作品を作れるので、家庭でもできる技法としておすすめです。